|
プロフィール
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
Powered By FC2
|
El Gusto Es Nuestro (1997)
ロックンロールが流行り始めの頃。日本でもエレキギターを抱えて当時の大人に白い目で見られた時代。彼らも若かりし頃、まだにきび面でロックをはじめ、スペインの歌謡界を生きてきたおっさんたちです。まあ、それぞれにそれぞれの分野を開拓し今の地位を築いたおっさんたちです。![]() さて、今回取り上げるのは、このおっさんたちの間にはさまれているおばさん Ana Belén(笑。本名は María del Pilar Cuesta Acosta といいます。1951年5月27日生まれ。彼女の職業についてですが、日本では音楽でしか殆ど知られていないと思いますが、個人的には女優と言いたい。1965年13歳で映画デビューし、以降、スペインの舞台、映画界で活躍しています。1972年に上の写真の向かって左にいる Víctor Manuel と結婚し2児の母親でもあります。映画や舞台でどうどう主役を張り、映画監督、プロデュースまでこなす女性。ふたりの子供のことを芸能界にもちこまないし、スクープ関係の雑誌にも姿を見せない。仕事と私生活共にしっかりこなしながら、才女というすましたところは少しもなく、やる気まんまんの見ていてとても気持ちのいい人、とてもしっかりした人という印象を与えます。 ![]() さて、歌ですが、はっきり言って音楽界でずっとやってきた三人よりずっと歌唱力があります。いやいや、Víctor Manuel、Joan Manuel Serrat、Miguel Ríos の御三家はシンガーソングライターですからね。やっぱり、舞台で発声をしっかりやっているだけあって、彼女は腹から無理なく声を出しているし、なんといっても表現力は抜群。Para La Ternura Siempre や、Mucho Mas Que Dos [1999] のように、夫 Víctor Manuel の作品はもちろん、Joan Manuel Serrat、Miguel Ríos、その他いろいろなライターの楽曲を歌っています。もちろん、彼女だけのアルバムも Mirame、スペインの詩人ロルカの作品を集めた Lorquiana: Canciones Populares de Federico G Lorca [1999]、Peces de Ciudad などを初め数多のアルバムを発表しています。 今回特に El Gusto Es Nuestro (1997) をあげた理由のひとつは、ライブツアー。 ![]() コンサート会場の中には、女優として活躍する彼女より夫のほうがよく知られているところもあって、ふたりのツアーで夫に続いて会場に入ろうとしたらキオスクで新聞を売っているおばちゃんに関係者以外は入っちゃいけないと言われて、会場の関係者でもないおばちゃん相手に怒ることもなく自分も舞台にでるんだと一生懸命説明していたなんておもしろい逸話もありますが、とにかく彼女がでると映える。まず、会場とバックにまけない声量と、舞台慣れしている器量。そして、夫の仲間の有名ミュージシャンが飛び入りで入って来たり、なんとなくこの夫婦の人柄も伺われ、ふたりのコンサートがいつも満杯なのがちょっとわかる気がしませんか。そうそう、で El Gusto Es Nuestro (1997) の意味ですが、ほら、「会えて嬉しかったですよ」 とか 「おかげでとっても楽しかったです」 とか言われたとき、よく 「いえいえ、とんでもないこちらこそ」 みたいなこと言いませんか。このタイトルにはそういう意味があります。彼らの作品を聴いてくれるリスナーや観客への感謝を込めたメッセージじゃないでしょうかね。
勇気あるものRENAISSANCE MAN (1994)
VHS時代に買った。アメリカではすでにDVDで発売されているのだけど、スペインでは出ていない。残念。日本ではDVDになっているというのに。題名は、 勇気あるもの (1994)ふ〜ん、これもまた、チョットびっくりの日本題。 カバーも個人的にはアメリカの方がいいかな。持っているVHSはUS版と同じデザイン。さて、この映画、Danny DeVito がどうどう主役を張っているコミカルに描いてはいるものの、れっきとしたヒューマン・ストーリー。まあ、背景のアメリカ軍隊を気にしなければほのぼのできる。 いやね、傾向として、持っておきたい映画って何度も自宅で見たいものでないといけない。で、家でくつろいでいるときくらい、ハッピーエンドでほのぼのしたい。だから、結構このテの映画が多いのだ。現実逃避のどこが悪い。笑うんじゃない。 ストーリーは、人生に落ちこぼれた主人公がこれまた落ちこぼれのとんでもない新兵集団にシェークスピアを教えながら共に人間として成長していくというもの。 所々でほろっとさせるシーンも出てくるけど、そんなに押し付けがましくないのがいい。感動名作では決してないけれど、こういう『やさしい映画』なんてのもいいんじゃないか。 さて、脇を固める俳優さんたちですが、まず、懐かしいところで ホワイトナイツ 白夜 (1985) の Gregory Hines が Danny DeVito に対峙する一見頑固な上官役で出ている。 ホワイトナイツ 白夜 (1985)で、 Mikhail Baryshnikov とふたりで踊った男だけのダンスシーンが迫力があってよく覚えている。さすがにここでは踊っていないけどね。いやあ、すっかりおっさんになっている。若手では、猿の惑星-Planet Of The Apes (2001) の Mark Wahlberg が落ちこぼれの新兵を。あんまり知ってる人はいない脇専門の Gregory Sporleder がやはり落ちこぼれのおとなしい新兵を演じているが、これがあの ザ・ロック 特別版THE ROCK SPECIAL EDITION (1996) で、無情無慈悲な悪役兵隊をやっているんだからまたおもしろい。 天使にラブ・ソングを2 Sister Act 2 (1993) に学生役で出ていた Alanna Ubach が Danny DeVito の娘役でちょっとひょうきんでこれまたちょっとほろっとさせるシーンに出てくるんだけど、この映画に関しては別のテーマで書きたいのでまた別の機会に。
The Sea Inside
![]() Alejandro Amenábar 監督の"Mar adentro (The Sea Inside)"が、 ゴールデングローブ賞、最優秀外国語映画賞を獲得した。事故で首から下がの不随になり、安楽死の正当化を訴え続けたガリシアの船乗り Ramón Sampedro の物語である。この Amenábal 監督、Nikol Kidman 主演の アザーズ the Others (2001)で一躍国際的に注目された。それまでにも、Vanilla Sky (2001) でトム・クルーズがリメイクした Open Your Eyes (1997) などスペイン国内では名の知れた監督ではあったが、ここに来て一挙に オール・アバウト・マイ・マ...ALL ABOUT MY MOTHER の Pedro Almodobar 監督に続くアカデミー賞有力候補となっちまったわけである。長らく低迷を続けていたスペイン映画界に第二の星が現れたということで、国内ではかなりアカデミー賞の成り行きが注目されている。まあ、やっぱり自国の作品が世界で認められるというのは嬉しいものなんだろう。日本も昨年松平さんで結構フィーバーしてたじゃあないか。 ![]() ![]() ![]() ![]() 夜になるまえに (2001) でアカデミー賞にノミネートされたこともある主役の Javier Bardem は、残念ながら Leonardo Di Caprio に主演男優賞をかっさらわれてしまった。この Javier Bardem 国内では数々の賞を受賞して若くして名優の誉れ高い俳優だ。Open Your Eyes (1997) に出ている Penerope Cruz 初主演作品 ハモンハモンJAMONJAMON でいかれたアンちゃん役をやっている。 なんせ、でかいし、ごついし、顔も迫力があるので、どちらかといえば破天荒な役が多いが、最近ではしがない失業中のおやじも演じたり、顔のよさだけで売っている俳優でないのは確かだ。The Sea Inside では、撮影中毎日5時間のメーキャップで全身麻痺の Ramón Sampedro を見事に演じてる。 Amenábal 監督は 「安楽死のテーマではなく、 Ramón Sampedro という人間に焦点をあわせたが、彼の命は彼のものだ」 とコメントしている。安楽死はカトリックが根付くスペインには非常に受け入れらにくいテーマである。1996年に出版されたものの、 Ramón Sampedro の自殺後、賛否両論の論争を引き起こし、絶版になっていた Ramón Sampedro の著書 'Cartas desde el infierno' (地獄からの手紙)が再出版されることになった。この映画によって、いやおうなく人々が再びこのテーマへと導かれていくのは確かだ。 つい先日、「自分が Ramón Sampedro 薬を盛った」という女性が現れたが、こんなことで Ramón Sampedro の望んだ語られるべきテーマを見失わないことを願うばかりである。 小学校時代。音楽の先生は、大卒ほやほやの若い女の先生で与えられた教科書以外にいろいろな教材を準備していた。今日はどんな曲を教えてもらえるのか、札付きの悪ガキまで音楽の授業を楽しみにしていたものだった。当時流行の歌謡曲を皆で歌ったり、わけのわからない英語の歌を覚えさせたれたりした。そんな曲のひとつにシンプルで覚えやすいメロディで、やさしく、どことなく物悲しい歌詞の イムジン河 という歌があった。 曲風からてっきり文部省推薦曲だと思っていたら、実はザ・フォーク・クルセダーズというちょっといかれたコミック・バンドの放送禁止曲だと知ったのはずっと後になってからである。 ![]() ザ・フォーク・クルセダーズという名前からしていかにもフォーク・グループのようだが、実はれっきとしたロック・バンド。 自主制作盤の「帰ってきたヨッパライ」の大ヒットにより、一年間の期間限定で数々の楽曲を発表したあと、翌年68年約束どおりさっさと解散してしまった。解散後は加藤和彦、北山修、端田宣彦、それぞれ日本歌謡界の大御所になっている。 朝鮮半島の南北軍事境界線近くを流れる川に祖国統一を願い、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で作られた (ふらっと 人権情報ネットワーク より抜粋) イムジン河 は、当時のしがらみに押し流され、政治的配慮と称して発売禁止になってしまった。 ザ・フォーク・クルセダーズのもうひとつのヒット曲 「悲しくてやりきれない」は、そんな状況を嘆いて作られた曲である。 発売禁止、放送禁止で授業以外では聞いたはずのないこの曲が、何故か突然甦った。押し付けがましい流行曲以上に心に残る曲がある。 調べてみると、ザ・フォーク・クルセダーズの イムジン河 は2002年3月に復刻されいた。 だが、「悲しくてやりきれない」思いを消してしまうにはあまりにも長い34年の年月ではないのか。
Quadrophenia [SOUNDTRACK] ![]() ![]() 日本じゃ さらば青春の光Quadrophenia なんて生っちょろい銘々になってるが、The Who のアルバム Quadrophenia を原作に製作されている。1960年代の英国を舞台に The Who の楽曲が響く。60年代って、そんな時代だった。 ロックオペラ Tommy 1969年 ![]() Who's Next 1971年 ![]() 彼らのギターを壊して燃やすステージではなく、modern rock & roll として注目されたのは、Quadrophenia 1973年の前に発表された、この二枚のアルバム。 1978年9月7日 Keith Moon ドラックの過量投薬で死亡。"伝説"の The Who は彼の死によって事実上終わる。 2002年6月27日 John Entwistle 心臓麻痺でラスベガスのホテルで死亡。享年57歳。まるでリード・ギターみたいなベースだった。追悼。
DVD については自分の持っている DVD の整理になるので、かなりオタク気味ですが、すべてこちらスペインで購入しているもの。だから、日本語タイトルを探すのに苦労するし、殆ど開けてびっくり玉手箱で「う〜ん、こういうタイトルかぁ」と考えさせられるものばかり。
遠い空の向こうにOCTOBER SKY 実はすでに別のブログで紹介していた。1999年の作品。それが、日本公開用のタイトルを知らなくてそのまま 『October Sky』 と紹介していたんだけど、う〜ん、『遠い空の向こうにOCTOBER SKY』とは知らなかった。 主人公のフツーの男の子をヒョウヒョウといかにも地でやってる Jake Gyllenhaal は最近見ないと思ったら、この前 デイ・アフター・トゥモロー...Day After Tomorrow に出てましたね。やっぱりフツーのアンちゃんに見えましたが。地味な役者さんだと思います。その地味なフツーさがこのストーリーに会っていた。 彼の隣に写っている女優さん見覚えありますか。ジュラシック・パーク...JURASSIC PARK C.E.に出ていた Laura Dern です。ま、この人もどちらかといえば地味な女優さんですよね。 そう、このストーリーにスターはいらない。ハイスクールを卒業すると大学の奨学金でもない限り自動的に町の主産業である炭鉱夫になるのが当たり前の町で普通の、それでも若い生徒たちにはまだ夢を追いかけて欲しいと願う Laura Dern 扮する若い教師。 Jake Gyllenhaal 扮するフツーの男の子はその中のただ一人にしか過ぎません。 唯一光っているこの町のスターは Chris Cooper 扮する主人公の父親。もう、鉄筋コンクリート並みの頭の固さで、感情を表現するのがとてつもなく苦手。何がって、自分の父親そっくりでねー。 Chris Cooper は結構ひいきの役者さんで、いろいろな映画でいい味だしています。これもまた地味な映画ですが、最近では シービスケット...SEABISCUIT にも出ていました。 ![]() さて、こんな地味な役者ばっかり集めてこういう映画を作った監督は Joe Johnston。 1995年にジュマンジ...JUMANJI を撮ってます。結構日本でも流行ったんじゃないんですか。知らないけど。ま、この映画決して地味じゃありませんけど、テーマは変な双六ゲームに巻き込まれるファンタジーではなく、ラストに見られる人間関係でしょう。もっと最近ではこれ。オーシャン・オブ・ファイヤーHIDALGO これ、流行ったんですか? コケたんじゃないかな〜。そんな気がする。この話実話をモトにしてますね。 遠い空の向こうにOCTOBER SKY も実話です。だから、あの地味さが本当に思えてくるのカモ。
まあ、純正スペインアーティストで名実共に国際的な歌手といえば、Alejandro Sanz なんだろう。
No Es lo Mismo このアルバム No Es lo Mismo で Latin Grammy Awards を獲得した。もうスペインでは大人も子供も大好きなスーパースターだから、アルバム、シングル発売と殆ど同時にトップ。いまやアルバム発売を心待ちにされる歌手になった。 彼の楽曲は、 Alejandro Sanz の歌だとすぐにわかる。それが、マンネリにならないのは才能なんだろう。 『同じじゃない』と意味深なタイトル。数年前からスペインを離れ、マイアミを拠点に活動している。その間一児の父親にもなった。そのせいかどうか、曲風も変わっている。従来の彼のファンにはなじみきれない曲風もあるようだが、そこは大御所。シングルカットされたタイトル曲 "No Es lo Mismo" も、国内ヒットチャートのトップを獲得した。 El Alma Al Aire 初めて Latin Grammy Awards にノミネートされたのは このアルバム El Alma Al Aire。どっぷり Alejandro 節を聞きたければこちらの方がいいかも知れない。このアルバムで国際的になったものの、国内ではすでに食傷気味のメロディーが満載。女性をイチコロにさせる歌詞がたっぷり入っている。声も上記アルバムほどひどいダミ声じゃない。 楽曲も彼の得意なバラード調で統一している。噛み締めて聴いて欲しいという作者の意図が伝わる。 ただし、彼をスペイン国内の不動のスターにした名曲はこれらのアルバムには入っていない。それについては、また、別の機会に。 メイン記事で扱ったDVD
* Top *
|
カレンダー
お気に入り
Quadrophenia
Pete Townshend Chris Stainton ![]() Blue Joni Mitchell ![]() Both Sides Now Joni Mitchell ![]() An Innocent Man Billy Joel ![]() ははは、トシばればれ。
CD Top 6 in USA
DVD Top 6 in USA
Gooooooogle
|
|||||||||