|
プロフィール
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
Powered By FC2
|
アカデミー賞発表間近。別に賞がどうのというわけではなく、アカデミーがどういう反応をするのか、どういう映画を彼らが良しと判断するのかに興味がある。お国柄ってのがでるんじゃないか。 人間が判断する事、純粋に作品の良し悪しだけで選考するなんてことはできるはずがない、と思っている。スペインのゴヤ賞だってしかり。今年の興味は昨年 MYSTIC RIVER という作品を引っさげて乗り込んだものの対抗馬 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還...The Lord of the Rings:The Return of The... に作品賞と監督賞を持っていかれてしまった Clint Eastwood に対して今年はどういう結果を出すんだろうか。
アポロ13・・・APOLLO 13 (1995)
![]() 1970年4月11日、アポロ13号が月に向けて打ち上げられた。だが、月まであと6分の5の行程で、緊急事態に遭遇。地球に帰還する確率は10%以下だ。3名の乗組員とヒューストンの、全力をあげての危機回避活動が始まる。(Amazon.co.jp より)ストーリーに関してはこのまま。(スゴイ手抜き)いやいやところが実際に観ると単なるSFファン向きだけでは終わっていない。事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、手に汗握るサスペンスと人間ドラマに仕上がっています。 ![]() 出演俳優陣を見ても良くわかる。Tom Hanks、Bill Paxton、Kevin Bacon、Gary Sinise、Ed Harris といったひと癖ある顔ぶれ。さて、本題を無視した脇役スポット。今回はこの方。 Gary Sinise、こう眉間の間にいつも縦ジワを入れているちょっと気になる俳優。 フォレスト・ガンプ FORREST GUMP (1994) で、主人公 Forrest Gump の上官 Dan Taylor 役をやっていますねぇ。この役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。顔を見ているだけでいかにも "考える人" のイメージがありますが、パッとした派手さはないので脇に回ることのほうが多いようです。顔つきが厳しいせいか悪役などもよくやっています。 ![]() 役への取り組み方が違うなぁと思っていたら、やはりもともと演出兼役者として活躍し、演出でかなりの手腕を発揮しているようです。 ![]() 二十日鼠と人間Of Mice And Men (1992) は舞台演出の後に製作・監督・出演のフルパワーで映画化して双方とも絶賛されました。 脇役ばかりかと思うかもしれませんが、 The Stand (1994) という(日本では放映されたのかな?) スティーブン・キングの同名の小説をTV映画化したシリーズに主役張りで登場。二十日鼠と人間 Of Mice And Men (1992) も、そうですが、悩める役を巧く演じています。 そうそう、アポロ13・・・APOLLO 13 (1995) でも、地上に残ってしまった宇宙飛行士を演じていましたね。主役を演じていた Tom Hanks にはちょっとだせない屈折した人物を演じさせればピカイチではないでしょうかね。
デューン/砂の惑星・・・DUNE (1984)
西暦10091年、アトレイデス家の若き爵位継承者ポール・アトレイデスと、不毛の惑星 「デューン」。宇宙をも支配する偉大な力を秘めたポールの生涯を 『現在』 の正妻イルーラン姫が回顧録として語り綴っていく。デューン/砂の惑星・・・DUNE (1984)が日本で公開された当時、多くの人がフランク・ハーバートの原作を期待して劇場に訪れたのではないのだろうか。しかし、フランク・ハーバートのSF大河小説を一本の映画にまとめること事態が土台無理な話である。結果は大不評に終わり、原作を知らない人にはストーリーがよく把握できないまさにオタク用映画になってしまった。 ![]() ![]() 子供の頃、当時のSFといえば、アシモフとかベルヌとか、地球の未来や宇宙船での惑星間移動の規模で、身近な生活で見えるものに色をつけて想像していたものだったが、この物語は違った。五桁の西暦年度なんてとてつもない時間に思えたし、ましてそれが物語の中ですでになっているのだから。そしてスケールが違った。惑星ひとつではなく宇宙の支配の話である。巨大な虫や変な名称の神的存在の宇宙人やら、書かれている単語だけではどうしても想像力に限界があった。それからこの手のストーリーの日本語訳という難しさもからんで殆どお手上げ状態だったのだけれど、石森章太郎の挿絵に救われた。![]() ![]() ![]() 本当は挿絵見たさに買ったのかもしれない。挿絵のおかげでぎこちないストーリーの登場人物が動き出し活躍し始めた。アニメではなく漫画が好きだった。子供心に自分が書きたいと思っていたほどだったから、石森章太郎と言うだけで必死になって最後まで読んだ。とはいっても デューン砂漠の救世主ハヤカワ文庫 SF (100) までの五巻のみだけど。 何年か前に新たに製作されたTV版を見てから、懐かしさもあって デューン/砂の惑星・・・DUNE (1984) を購入した。必然的に見比べれてしまうことになってしまったのだけど、TV版は原作版を知らない人でもわかるように作られている。まあ、これならたんなるオタク用といわれることはないんじゃないかな。 たぶんオタクに属する自分としては、作品の良し悪しではなく、David Lynch 監督の デューン/砂の惑星・・・DUNE (1984) の方が子供の頃に原作を読んで受けた印象に近い気がする。遥かな未来の遥かな人々の物語。全く知らない時空に飛び込んだ奇妙な感覚がある。Twin Peaks の Kyle MacLachlan や Sting や Blade Runner の Sean Young が出ているなんてことははっきり言ってどうでもよかった。映画館で日本語字幕で見ていた映画とは全く印象が違う。日本語の世界では描ききれない言葉の意味がつながるようになると世界がもっと広がる。 その後、日本で 『デューン砂丘の子供たち』 が放映されたらしいけれど、残念ながらこちらではまだ。もしくは公開されないままかもしれない。TV版ではあるものの、自称オタクとしては気になるところ。さて、買おうかどうしようか…。 フランク・ハーバート(Frank Herbert、1920年10月8日 - 1986年2月11日) デューン砂の惑星 (1)ハヤカワ文庫 SF (76) デューン 砂の惑星 (2)ハヤカワ文庫 SF (83) デューン砂の惑星 (3)ハヤカワ文庫 SF (88) デューン砂の惑星 (4)ハヤカワ文庫 SF (94) デューン砂漠の救世主ハヤカワ文庫 SF (100) デューン砂丘の子供たち (1)早川文庫 SF (320) デューン砂丘の子供たち (2)早川文庫 SF (326) デューン砂丘の子供たち (3)ハヤカワ文庫 SF (329) デューン/砂の惑星 劇場公開版DUNE デューン/砂の惑星 上巻 ~大いなる砂漠の星~...DUNE デューン/砂の惑星 中巻 ~呪われし砂漠の民~...DUNE デューン/砂の惑星 下巻 ~砂漠の守り神~...DUNE デューン/砂の惑星 2 上巻:示されし黄金の道...CHILDREN OF DUNE デューン/砂の惑星 2 中巻:選ばれし砂漠の子供達...CHILDREN OF DUNE デューン/砂の惑星 2 下巻:秘められし砂漠の力...CHILDREN OF DUNE
タワーリング・インフェルノTHE TOWERING INFERNO(1974)
2月12日(土)スペインの首都マドリッド都心に位置する106mに及ぶ超高層ビルで火災がおこった。21階から発火したと思われる火災は消防局に通報のあった23時21分にはすでに同階全体に燃え広がっていた。 20時過ぎにはすでに近辺の住民が焼ける臭いを感じていたという。ビル内に設置されている火災装置は操作したのだろうか。消防隊が到着した時には21階を焼き尽くした猛火が上層階へ燃え移りなすすべもなく燃え尽きるのを待つしかない状態だった。 ![]() 黄金に輝くビルが燃え尽きる様を中継で見ながら、ある映像がダブった。タワーリング・インフェルノTHE TOWERING INFERNO (1974) 1974年に製作されたパニック映画。消防士に扮する Steve McQueen と 建築家に扮する Paul Newman が対峙する高層ビルにおける火災を描いた映画である。 奇しくも火災が起こったビル建設構想は同年1974年にたてられ、翌年1975年に建設を開始し、4年後の1979年に完成している。火災当初電気系統の回線ショートが原因ではないかと言われていたが、失火の可能性も出てきている。燃え尽きたビルが完全に鎮火し、熱が去る3日後の水曜日まで検証はできない。 それにしても、火災の間唯一できることは隣接のビルから水を放射するくらいで、はしご車で接近しようとすると落ちてくる瓦礫や強烈な熱で消防士が負傷してしまう。31年前の映画と状態は変わらないではないか。 McQueen 扮する O'Hallorhan 隊長の言葉が思い出される、「建築家は誰一人として消防士に意見を求めようとしない」 タワーリング・インフェルノTHE TOWERING INFERNO(1974) Steve McQueen、Paul Newman、William Holden、Faye Dunaway、Fred Astaire、Susan Blakely、Richard Chamberlain、Jennifer Jones、O.J. Simpson、Robert Vaughn、Robert Wagner、豪華俳優陣を揃えたキャーキャーわめくだけではない、終わった後で考えさせられるパニック映画だった。
2月27日(日)は Oscar アカデミー賞の授賞式だ。いつも思うのだけど、どうして土曜日あたりにやってくれないんだろう。こちらで生を見ようとすると夜中の午前2時ごろから始まるため(実際は2月28日(月)になる)、最後まで見ることができない。翌日は月曜日、仕事だっていうのに。
とまあ、文句を言っても仕方がないので、本題にさっさと入ろう。 アカデミー賞についてはすでに各所で予想レースが始まっていることと思うので、その話題は避けて、せっかくココまで続けてきた外国映画賞の予想などしつこくやってみようか。とは言うものの、外国映画賞にノミネートされている作品をすべて観ているわけではないので、 'Mar adentro' (The Sea Inside) が受賞できるかどうかに焦点をあわせる。ま、他の映画は、全然知らないということだな。 さて、前置きが非常に長くなってしまったけれど、 'Mar adentro' (The Sea Inside) は外国映画賞を受賞できるのだろうか。 低迷していたスペイン映画界を背負って、アカデミー賞外国映画賞 'Todo sobre mi madre' (オール・アバウト・マイ・マザー…ALL ABOUT MY MOTHER) と同オリジナル脚本賞 'Hable con ella' (トーク・トゥ・ハー...talk to her) を受賞、同作品では監督賞にもノミネートされた Pedro Almodóvar 監督の業績はまだ記憶に新しい。 かたや三年前 Nicole Kidman を起用した、アザーズ the Others (2001)の時は新人に過ぎなかった Alejandro Amenábar 監督は、彼の4作品目の監督作品 'Mar adentro' (The Sea Inside)でアカデミー賞外国映画賞ノミネートを果たした。 前記事でも述べたように、スペイン映画アカデミーの秘蔵っ子のような Alejandro Amenábar 監督に対して、Almodóvar 監督に対してのスペイン映画アカデミーの評価は厳しい。アカデミー賞オリジナル脚本賞、監督賞ノミネートの 'Hable con ella' (トーク・トゥ・ハー...talk to her) は 「ゴヤ賞」 を獲得できず、「ゴヤ賞」 受賞作品はノミネートすらされなかった。 Amenábar 監督がなぜこうもスペイン映画アカデミーに受けがいいのか、もしくは Almodóvar 監督の受けが悪いのかは謎である。Amenábar 監督の正統派がスペイン映画アカデミーの好みなのか、Almodóvar 監督の斬新さが気に入らないのか、もちろんアカデミーはそんなことをわざわざ説明しないが…。 ただし、米国映画アカデミーになると大勢は変わる。 Almodóvar 監督の自分自身をピエロにしたてるようなキャラクターが愛されている。Amenábar 監督には絶対マネのできないキャラクターである。Amenábar 監督が正面からテーマを撮るのにたいして、Almodóvar 監督はテーマを皮肉っぽくピエロに見立てながら撮る。 Amenábar 監督の作品の取り組みかたを果たして米国映画界が好むだろうか。 ここで、はっきりしている事は、スペイン映画アカデミーが選ぶ映画と、米国映画アカデミーが選ぶ映画は決して同じではないということだ。。 ![]() 2月7日(月)Pedro Almodóvar 兄弟がスペイン映画アカデミーからの脱会を発表した。「ゴヤ賞」 の選考基準、システムに納得できないというのが理由だ。カンヌ映画祭のオープニングに起用され、'The New York Times' にて絶賛された 'La mala educación' が 「ゴヤ賞」 をひとつも受賞できなかったことへの抗議…、というより、問いかけのように思える。 「いったい、僕が何をしたって言うんだ」 ゴヤ賞 -Almodovar vs Amenabar- 2005年の 「ゴヤ賞」 は 'Mar adentro'(The Sea Inside) の14賞受賞という歴代最高受賞数獲得というまさに独壇場で終わった。![]() 今回初の対決と注目された Pedro Almodóvar 監督の 'La mala educación' は4ノミネートにとどまり、受賞はかなわなかった。その受賞内訳は以下の通りである。 *映画賞、*監督賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、男優新人賞、女優新人賞、*オリジナル脚本賞、製作賞、撮影賞、*オリジナル音楽賞、メーキャップ賞、音響賞 (*印は Amenábar 監督の受賞であるが、音楽まで手がけている) さて、これら数ある受賞のなかでも注目したいのは俳優へ与えられる賞を総ナメにしていることである。正直言って、この快挙は最初で最後になるのではないかと思っている。 授賞式で印象的だったのは、出てくる俳優が口を揃えて Amenábar 監督を絶賛していたことである。たんなるお決まりの賞賛ではない。ここに出てくる俳優陣、主演の Javier Bardem を省いて今まで名前も顔も知らなかった俳優ばかりである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 主演女優賞候補の顔ぶれをごらんあれ。前々回の記事でも語った Ana Belén、皆さんよくご存知の Penélope Cruz、そしてベテラン Pilar Bardem、名前を見てお分かりかと思うが、Javier Bardem のお母さん。主演女優賞を受賞した Lola Dueñas は Madrid 出身。今回 Galicia 地方の方言にはかなり悩まされたらしいが、強力なライバルを振り切って、今までぱっとしない役ばかりやっていた彼女が見事主演女優賞を獲得した。 ![]() ![]() 特に Galicia 地方が背景となっているため、助演賞のふたりは Galicia 出身。スペインの首都である Madrid よりも地元 Galicia の舞台やTVで活躍しているいわゆるマイナーな俳優である。新人男優賞の Tamar Novas は 「何か仕事はないかいな」 とフラッと現れたところを起用されたという文字通りの新人である。新人女優賞の Belén Rueda 新人というほど若くはないのだが、映画出演はこれが始めて。実は彼女、TV界ではシリーズ物やクイズ司会のパートナーなどやって来ているのだが、どちらかというと美人という外見での起用が殆どだった。 過去に映画の誘いもあったものの、TV界で植えつけられた演技への劣等感から決して映画出演を承諾したことはなかった。 'Mar adentro'(The Sea Inside) への起用についても周囲の下馬評は決して高くなかったのである。映画公開後、人々の見方がかわった。Galicia の素朴な地方の素朴な人々の物語に心を打たれた。パズルのパーツをひとつひとつ当てていくように、役をはめていった Amenábar 監督への賛辞は偽りのないものだったように思える。 ところで、アカデミー賞にもノミネートされているメーキャップ賞受賞チームだが、 Javier Bardem の一日5時間の変身術にもくわえて、プロの俳優陣をただの田舎のおっさん、おばさんに仕立て上げたことにも一役買っているにちがいない。 この映画の製作中に Javier Bardem と Belén Rueda がイイ仲になったという噂があるけど、本当にしても嘘にしても、まあ、それぞれの私生活についてはここでは遠慮しておこう。 次回は Amenábar 監督は、はたしてアカデミー賞を獲得できるか?! でいってみようか。 ゴヤ賞 -Almodovar vs Amenabar- ![]() 1月30日(日)スペインのアカデミー賞ともいえる「ゴヤ賞」が発表された。今回の見所は、80年代に頭角を現し、すでにアカデミー賞脚本賞、外国映画賞を受賞している、Pedro Almodóvar の15作目 'La mala educación' と 90年代の新鋭、本年度のアカデミー賞にノミネートされた Alejandro Amenábar の4作目 'Mar adentro' による「ゴヤ賞」において初めての対決となった。'La mala educación' は今回4ノミネート。 'Mar adentro' (The Sea Inside) は15ノミネート。過去最高受賞数は13。今回 'Mar adentro' はその記録を破る期待も寄せられていた。 ![]() ![]() ![]() スペインの Pedro Almodóvar 監督といえば、世界的にも有名な監督である。さぞやスペインのアカデミー賞 「ゴヤ賞」 を総なめにしてきたのであろうと思いきや、以外にも今までに 'Mujeres al borde de un ataque de nervios' (神経衰弱ぎりぎりの女たちWOMEN ON THE VERGE OF A NERVOUS BREAKDOWN) と、アカデミー賞外国映画賞を受賞した 'Todo sobre mi madre' (オール・アバウト・マイ・マザー…ALL ABOUT MY MOTHER) の二作品しか受賞していない。アカデミー賞脚本賞を受賞した 'Hable con ella' (トーク・トゥ・ハー...talk to her) は、音楽賞のみの受賞で終わっている。Almodóvar 監督、どうもスペインアカデミーとはあまり相性がよろしくないようである。![]() ![]() ![]() ![]() それに引き換え、若きAmenábar 監督は 「ゴヤ賞」 と深く関わりあってきている。まず、Thesisで映画賞と監督賞を含む7つの 「ゴヤ賞」 を獲得。続く Open Your Eyes (1997) では、受賞こそ逃したが、10賞にノミネートを果たし、アザーズ the Others (2001)によって、8賞を受賞。うち監督賞は Almodóvar 監督によって授与された。 そして、2005年1月30日(日)15ノミネートを果たした 'Mar adentro' (The Sea Inside)は、内14賞を獲得するという 「ゴヤ賞」 史上最高の受賞記録を打ち立てたのである。 (この項続く) ゴヤ賞 -Oscar のゆくえ-
* Top *
|
カレンダー
お気に入り
Quadrophenia
Pete Townshend Chris Stainton ![]() Blue Joni Mitchell ![]() Both Sides Now Joni Mitchell ![]() An Innocent Man Billy Joel ![]() ははは、トシばればれ。
CD Top 6 in USA
DVD Top 6 in USA
Gooooooogle
|